バリ島旅行にはいつ、どんな服装がベスト? バリ島における乾季・雨季などの気候情報&観光別の服装ガイド
地上最後の楽園と名高い、インドネシアの観光地、バリ島。
日本から飛行機に乗って約7時間で行けるバリ島は、手つかずの自然が魅力的で、別名「神々の島」とも呼ばれ、パワースポットの観光としても非常に人気です。
バリ島旅行の際に気になる現地の気候と、マリンスポーツや寺院めぐりといった、観光シーン別の服装(着まわし、コーディネート)について紹介していきます。
いつがベストシーズン?バリ島を思う存分満喫するための天候・お天気ガイド
バリ島のベストシーズン。乾季なら6月、雨季なら1月が狙い目
「地上最後の楽園」とも称されるバリ島は、熱帯性モンスーン気候に属しており、一年の季節は乾季(4〜10月)と雨季(11〜3月)の大きく二つに分けられます。気温は年間を通して約28度。雨季は湿度が高い分、蒸し暑く感じます。
参考までに、直近一週間の天気予報を見てみましょう。
観光では、乾季と雨季のどちらにも魅力があり、両方のベストシーズンを知ることでバリ島をより満喫することができます。
最低気温 ℃ | 最高気温 ℃ | 降水量 mm | |
---|---|---|---|
1月 | 25 | 31 | 285.2 |
2月 | 25 | 31 | 229.8 |
3月 | 25 | 31 | 124.5 |
4月 | 25 | 31 | 86.4 |
5月 | 25 | 30 | 45 |
6月 | 24 | 30 | 29.1 |
7月 | 24 | 29 | 23.8 |
8月 | 24 | 29 | 10.1 |
9月 | 24 | 30 | 19.4 |
10月 | 25 | 31 | 65.6 |
11月 | 25 | 31 | 101 |
12月 | 25 | 31 | 188 |
ちなみに、バリ島でマリンスポーツを思う存分楽しみたいという方は、乾季に訪れるのが良いでしょう。
バリ島はサーフィン、スキューバダイビング、シュノーケリングなどのメッカとしても知られています。乾季は気温も高いですが、湿度が低くカラッとしていて、マリンスポーツを楽しむのに最適です。
乾季の中でも特に7〜9月は気候が安定して爽やかな晴れが続くため、ベストシーズンと言えますが、その分、観光客も多く混雑は避けられません。混雑は避けたいけどマリンスポーツを楽しみたい方は、6月が狙い目です。
また、バリ島のグルメを堪能したいという方は、雨季に訪れるのがおすすめです。狙い目はトロピカルフルーツが食べ頃を迎え、お正月の混雑が落ち着いた1月中旬頃。
マンゴー、ドリアン、パパイヤ、マンゴスチンなど、トロピカルフルーツが旬を迎えます。そのため、乾季に食べるものとは比べ物にならないくらい、甘くて大きいフルーツが味わえます。それを狙ってバリ島を訪れるグルメ家もいるほどです。
また、雨季のバリ島は、晴れていても急にバケツをひっくり返したようなスコールに見舞われるため、食事やショッピングをゆったりと楽しむ計画が魅力的です。
日中平均気温30℃越え。乾季のバリ島の魅力は、たくさんのアクティビティと美しい夕日
乾季のバリ島の魅力は数え切れないほどありますが、特にお伝えしたいのが以下の3点です。
- マリンスポーツなどの野外アクティビティを存分に楽しめる
- 晴れの日が多いため「地平線に沈む夕日」など、美しい景色を楽しめる
- 湿度が低いため過ごしやすい
アウトドア派やバリ島に行くことが初めての方、旅行日数があまりないという方は、乾季がおすすめです。
また、湿度が低いため洗濯物が乾きやすく、持って行く荷物が少なくて済むというメリットもあります。訪れる際の服装は、基本的に「7・8月の東京での服装」で問題ありません。
日差しがとても強いため、日焼け止め、サングラス、帽子などの紫外線対策をお忘れなく。また、昼と夜の温度差が激しいため長袖の羽織物も必需品です。海で遊ぶ方は水着も持っていきましょう。
月間降水量200mm越え。雨季のバリ島の魅力は美味しいフルーツと幻想的な雨上がりの風景
雨季のバリ島も風情があって魅力的です。特にお伝えしたいのが以下の3点です。
- トロピカルフルーツがとにかく美味しい!
- ツアー料金も比較的安く混雑していない分、ゆったりと食事やショッピングを楽しめる
- 雨上がりの幻想的な南国特有の景色が楽しめる
バリ島を何度も訪れているリピーター、旅行代金を抑えたいという方には雨季がおすすめです。
バケツをひっくり返したようなスコールが多いこの季節ですが、日本のようにシトシトと降り続く雨は少なく、観光を楽しめます。また、緑が最も美しい季節でもあるため、雨上がりには、霧のかかった幻想的な南国特有の風景が見られます。
訪れる際の服装は乾季と同様、「7・8月の東京での服装」で問題ありません。雨の多い時期なため、靴と靴下は履かず、現地に着いたらすぐに濡れても大丈夫なビーチサンダルに履き替えましょう。
レインコートや折りたたみ傘を持っていく方もいますが、激しい雨が多いため、荷物になるという方は現地で様子を見てから買ってもいいかもしれません。
また、濡れた服が乾きにくい時期でもあるため、着替えは多めに持っていくか、現地で調達しましょう。そして、蚊がたくさんいるため、虫除け、長袖、長ズボンもお忘れなく。
快適なバリ島旅行を楽しむためには?日本出国から寺院・遺跡訪問までを網羅した服装ガイド
バリ島へ快適に移動をするためには、季節別の対策が必要
夏期に出発する場合
日本が夏の場合は、現地も同じような気候だろうと油断してしまいがち。基本的には夏の服装で問題ありませんが、機内が寒いこともあるため要注意です。
また、常夏のバリ島も乾季は湿度が低く、日陰が涼しく、ショッピングモールやスーパーなど、お店の中は冷房がききすぎている場合もあります。薄いパーカーやウインドブレーカーなど、かさばらない羽織物を忘れずに持って行きましょう。
冬期に出発する場合
日本が冬の場合は、現地の気候が想像し難いのが難点です。着替えを多く持っていきすぎてしまったり、暑いと思い込みすぎて体温調節するための羽織物を忘れたりしないよう、前もって現地の気温や湿度を確認するようにしましょう。
また、厚手のコートにマフラー、ブーツといった服装で飛行機に乗らず、成田・関西国際空港内にあるコート(防寒具)を預かってくれるサービスを利用しましょう。
料金は以下の通りです。
成田空港 |
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関西国際空港 |
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これらのサービスを上手に利用して、快適な旅を楽しみましょう。
バリ島のアクティビティを楽しむための服装は、現地調達も一手
マリンスポーツだけでなく、トレッキングも楽しめるバリ島は、海に山に豊富なアクティビティが楽しめる島としても人気です。
アクティビティを楽しむ際に必要なものが荷物になるため、バリ島で楽しめる海と山のアクティビティの種類と必要な装備やグッズ、現地調達するためのスポットや価格など、服装に関連する内容をまとめました。
バリ島で楽しめるマリンスポーツ |
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必要になる装備、グッズ |
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マリングッズを取り扱っている店 |
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バリの有名登山スポット | アグン山
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アウトドアグッズを扱っている店 | Eiger Flagship Store Bali
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バリの繁華街やホテルでは、高級ブランド品をなるべく身につけない
バリの繁華街やホテルでは、高級ブランド品をなるべく身につけないようにしましょう。日本人はお金持ちで警戒心が薄いと思われています。華美な宝飾品やブランドバッグを持っていれば、ターゲットにされやすくなります。
ただし、グレードの高いホテルやレストランに限っては、フランクな格好はNGです。格式高いレストランはショートパンツやビーチサンダルだと入店を拒否される場合もあります。
そのようなお店に行く場合は、女性はワンピース、男性は半袖のYシャツかポロシャツにチノパン、スニーカーなど用意しましょう。
外出時は動きやすい格好で、ウエストポーチやリュックに最低限の現金を入れて行動するようにしましょう。パスポートも外出時はコピーを持参した方が安心です。
治安の悪いエリアはスリやひったくりも多いため、なるべく避けましょう。
また、観光客の多いバリ島では、詐欺行為が横行しています。
日本の旅行会社のガイドを名乗る人間や、観光案内をしてくれるというタクシー運転手に、後から法外な値段を要求されるという被害が多く報告されているため、十分に注意してください。できる限りホテルのシャトルバスや、ホテルが手配してくれたタクシーを利用しましょう。
バリ島の治安情報について詳しく知る
「バリ島の治安は良い?悪い?国の最新情報から見た、バリ島の治安状況を徹底解説」
寺院・遺跡訪問の際は、虫刺され予防のためにも肌の露出をしない
国民のほとんどがイスラム教徒のインドネシア共和国ですが、バリ島に限っては島民のほとんどがバリ・ヒンドゥー教徒です。もともとヒンドゥー教はインドの土着信仰ですが、バリ・ヒンドゥー教はそれとは異なる独自の特色を持ちます。
宗教的なタブーのひとつが「人前で肌をさらすこと」です。そのため、寺院ではノースリーブ、短パン、ミニスカートなど、肌をさらす服装はNG。下半身は膝上以上が露出している場合、腰巻き(サロン)と腰帯(スレンダン)を身に付ける必要があります。お祭り会場でも同様です。
寺院やお祭り会場を訪れる際は、虫除けも兼ねて、長袖長ズボンというスタイルがベストです。
※掲載画像はイメージです
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